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愛車紹介と購入経緯

BMW 320i Sedan(E36) 1993Model

4Dr 5AT Rhd
Straight6 DOHC 1,990cc 150ps/5,900rpm

BMW社（リンクは同ジャパン社）の由来はBayerischeMotorenWerke（バイエルンのエンジン製造会社）の頭文字を取ったもので、設立当初は飛行機のエンジン製造会社でした。後にオートバイを作る事になり、自動車へ・・・　現在ではヨーロッパで唯一オートバイと飛行機のエンジンを製造する自動車会社だそうです。

だから、現在でもBMWの自動車には飛行機と同じエンジンが搭載されています。（ウソです

中古車で７年落ちの10万キロ走行車を購入して2年が経とうとしています。そんな車を良く買うなあと思われるかもしれませんが、私は独特のクルマ考がありまして。

車はそれなりの走行距離を走ったほうが調子が良い。特に古い車はそれなりの走行距離を重ねていないとおかしい。多走行の車はそれなりの整備を期待出来るし、それだけ走ってきた実績を認められる。
たとえば、7年、8年落ちで走行が2万や3万ってのは普段全然走ってないからなんか気持ち悪い(^_^;

と、言うことで過走行車を買うこと自体にはあまり抵抗を感じませんでした。

輸入車は初めてだったので不安でしたが、さすがは自動車先進国のドイツ車です。これを書いている2002年9月現在（走行距離は14万キロを軽く越えました）多少のトラブルは経験しましたが、年式・走行距離を考慮すると妥当な所かなあと思っています。トラブルとかは→こちら

BMW車は開発コードネームで呼ばれますが、コイツはE36と言います。3シリーズとしては3代目になります。現行車種はE46（４代目）です。

BMWのカッコよさの頂点はオレ的にはE30、E34やE32。（BMWジャパンのサイトでモデルヒストリーが見れます）なんですが、E36も非常に気に入ってます。いまだに洗車後とかに良く良く見るとそのスタイルにウットリしてしまいます(^^;（バカですねぇ

で、古い車ですが、そこは腐っても鯛です。なんたって、魅力のエンジン。
スムーズな回りっぷりから「シルキーシックス」と呼ばれるBMW自慢の６気筒エンジンです。その中でも最少排気量の2Lエンジンはストロークが短くピストンも小さいので、これまたビュンビュンと回ります。

直列６気筒エンジンはその構造上誰が作っても理論的には無振動なのでスムーズに回るのですが、生粋のエンジン屋が作った最高のストレートシックスは次元がまるで違います。なんて言ってますが、他の6発エンジンはほとんど乗ったことがないのですけどね。恥ずかしながら。

93年あたりのデリバリーからはVANOS（可変バルブタイミング装置）が搭載されて、さらにフラットなトルク特性を得られているようです。（それでも低速トルクには不満がありますけど）

あとは、国産同クラスとは次元の違う車体剛性。ドアの開け閉めからして全然違いますし、走り出してもすぐに分かります。車体のヨレを感じません。（10万キロ走ってですよ）

しかし、この車の一番の不満点はA/Tであることです。どうして日本ではM/Tが売れないんでしょう。なんて思うのは渋滞知らずの田舎に住んでいるからでしょうか。

次に買う時は並行車でも探してもらってM/Tに乗りたいですね。

2000.10.5 / みさき
2001.7.12 加筆修正
2001.7.15 誤字修正
2001.7.21 誤字修正
2001.7.27 一部修正
2002.2.19 全面改定
2002.9.8 一部修正

P.S.速度リミッターは210Km/hあたりのようです。これは欧州車ではだいたいこのあたりで設定されているようです。M3などのスポーツモデルでも250Km/hでリミッターがあります。メルセデスの上級グレードもこのあたりらしいです。250Km/hってのは欧州メーカー間での紳士協定みたいなものらしいです。ちなみに、100Km/h巡行時のタコメーターの読みは2500rpmですから、200Km/hで5000rpm・・・　計算上は260Km/h出るんですけどね。そこまでいくには時間かかりそうですが。私はサーキット走行の機会がなかなか無いので200Km/hまでしか試してないんですが・・・

おまけ−VINデコーダによる結果