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サービスインジケーターのリセット

BMW 320i(y93/E36/RHD)


オイル交換時期が来るとSI(サービスインジケーター)の緑色が無くなり、黄色マークとともに「OILSERVICE」という文字が現れます。無視して乗っていると、赤いマークが出現します。これはオイル交換時期が過ぎたことを示します。

←これ

これはECUが油温や回転数などを考慮に入れて算出した交換時期だそうです。皆さん、オイル交換しすぎてませんか??(笑)

この表示をリセットするにはオイル交換するだけではダメで、専用のリセットツールかリード線を使ってインターフェースコネクターの指定されたピンをショートしなければなりません。
偶然にも私はリセットツールをもっていたので(^_^;今回はリセットツールを使用して表示をリセットしました。

今回使用したツールの使い方はこうです。


まずは、ツールをデータリンクコネクターにさしこみます。

  1. スイッチを「OIL」側に倒す
  2. イグニッションキーを「ON」の位置にする
  3. ツールの押しボタンをLEDが消えるまで押す(マニュアルでは6秒という事になっているが、実際は3秒ほどで消える)
  4. イグニッションキーを「OFF」に

以上で完了です。

ホラ、

リセットツールを持っていない場合でも、ピンセットやリード線でリセットする事も可能です。

データリンクコネクタの配列は次のようになっており、ツールの押しボタンを操作するかわりに7番(データ)と19番(アース)を規定時間ショートさせることによりリセットさせます。

データリンクコネクタ

  1. イグニッションキーを「ON」の位置にする
  2. 7番と19番(またはボディアース)を6秒以上ショートさせる
  3. イグニッションキーを「OFF」に

なお、ショートさせる時間を13秒以上とする事によってInspectionリセットする事も可能です。

INSPECTION←これです

2001.1.19 新規
2002.3.31 改定