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マイクロフィルタの交換

BMW 320i(y93/E36/RHD)


実は風量が少ない。「ドイツ車とはこんなものかなー」と、最初は納得していたんですが冬になると状況がシャレにならなくなってしまいました。

普通に走っているだけでフロントガラスがどんどん凍っていきます。コロナでもそういう経験はありましたが風向を上に、風量をいつもの一段上にするだけで解消したものです。
しかし、今回はどんなにスイッチを操作してもフロントガラスの氷は溶けず手をかざしてもそれほど風が出ているように感じません。
これが良く聞くマイクロフィルターの目づまりだろうか。と、疑うようになりました。定期的に交換したり水洗いしたりする方もいるようですが、外してしまう方も多いみたいですね。(すぐに詰まるから??)

そこで、とりあえず危ないので(^_^;今回は外してしまおうと、作業に取り掛かりました。Web上で情報収集したところ、グローブボックスを外して・・・ というのは、アレはウソで(^_^;(失礼)アレは左ハンドル車の場合です。右ハンドル車は運転席側から取り外します。


まずは運転席ハンドル下のカバーの外し方から・・・ ネジはこの2本です。2本とも外したら左側(センターコンソール側)から先に手前に引っ張ります。あ、ドアは開けておいてくださいね。右側(ドア側)はツメが刺さっていて手前にスライドさせつつ右(外)側へ力を入れると外れます。ツメの付き方が分からない場合はヘッドライトのスイッチ(写真右側の下から止まってるネジを外せば手前に外れます)をアッセッブリーごと外して中を覗けば分かるはずです。

(2001/6/17追記)年式によりカバーのネジが3本のものがあるそうです。メール頂いた、Y.Tさんに感謝!!

そうすると、今度はこのダクトが邪魔なので外します。矢印の2ヶ所に画鋲のようなピンがささって固定されているのでマイナスドライバーや内装外し用の治具を使用して外してください。

すると、マイクロフィルタのフタが見えてきます。このハンドルを回すと右のような物体が外れてきます。

あとは、左のようにズリズリと引っぱり出してください。右のような物体が出てきます。このように折り曲げながら外しますが、すこしやりにくいです。定期的にやりたい作業ではないですね(^_^;

外してみると、このように真っ黒けでした。むー どうりで・・・
で、効果は歴然。見違えるように風量がアップしました。

(2001/6/17追記)この真っ黒フィルタの原因はなんでしょうか。やっぱりトラック等の排ガスだと思うんですが・・・

とにかく、この真っ黒状態を見てしまうとフィルタを外した状態で外気導入には出来ません。全部肺に入るかと思うと・・・

実はこのフィルタ。上にも書きましたが水洗い出来るそうです

でも、あまりの真っ黒加減に私の場合水洗いせずにフィルタ部分を切り取って枠だけにしてそこに換気扇用のフィルタ(フリーサイズの大きなもの)を6毎重ねにしてコーキングで貼り付けて使用しました。純正品ほどのフィルタとしての効果は望めませんが、その分詰まりにくいんじゃないかと・・・ あと、なんでもいいからフィルタが付いているという満足感。でしょうか(^_^;

2000.12.13
2001.06.17

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